6.17.2016

HLSにおけるfMP4サポート

WWDC2016の3日目、HLSにおけるMPEG-4 Frangmentのサポートが発表されました。

http://devstreaming.apple.com/videos/wwdc/2016/504m956dgg4hlw2uez9/504/504_whats_new_in_http_live_streaming.pdf

このセッションでは他にもIn-playlist timed metadataの採用やオフラインでのHLS再生(with Offline Fairplay Streaming)サポートなども発表されたけど、インパクトがあったのはやはりfMP4のサポート。ポイントは


  • 従来のMPEG-2 TS形式に加えてMPEG-4 Fragment形式をサポート
  • MPEG-2 TS形式でサポートしていた機能は(セグメント暗号化含め)含まれる


MPEG-4 Fragment形式にしてもmanifestファイルの書式は変更はありません。

MPEG-2 TS

fMP4


そして何より便利なのはメディア管理はmp4に一本化可能という点。HLS以外にMPEG-DASHで配信する場合も実質的にmanifestファイルだけ書き換えればいいので運用は圧倒的に楽になります。

HLSで独自の道を進んでいるという印象があるAppleですが、Microsoftと共に動画配信の効率化を目指してメディアストリーミング形式の“Common Media Application Format” (CMAF)をMPEGに提出して標準化手続きを進めてもいます。一方MicrosoftはEdgeでのHLSサポートをしており、NAB2016ではAzure Media ServicesにおいてFairPlayネイティブ実装が発表されました。他のブザウザにおいてもPlayer実装(※1)である程度カバー出来るのでコンシューマ向け配信を考えるとHLSだけでもどうにか出来なくもないですが、DRM問題含めMPEG-DASHでの配信需要も考えるとfMP4サポートによるMP4でのメディア管理一本化は非常に大きな一歩と言えます。

スマートフォン(タブレット)からの視聴比率が非常に高く、特に日本国内においてはiOSの比率が高いためHLSでの配信は欠かせません。また、Android端末(4.1以降)においてもHLS再生が可能なためモバイル端末向けにはHLSのみにしてしまうという判断はありえます。しかし、PC環境での再生を考えるとブラウザ実装とPlayer実装、双方の問題があるためにHLS一本化というわけにはいきません。そこでMPEG-DASHという選択肢が浮上してきます。

長年にわたる業界の怠慢によりいまだ消え去っていないFlashですが、先に発表があったGoogle Chrome、Microsoft Edgeに続き、WWDC2016でmacOS SierraにおいてSafariでのFlash Plug-inデフォルト停止が発表されました。この秋には主要ブラウザにおいて(デフォルトで)Flash動画が停止されます。
2016年秋のタイミングに向けて、動画配信形式とブラウザにおける再生環境はようやくFlashを葬り去る動きが本格化するでしょう。


 ※1)  HTTP Live Streaming JavaScript player(https://github.com/RReverser/mpegts

10.27.2015

2015 TB145

日本時間で2015年10月31日に地球付近を通過予定の小惑星「2015 TB145」.
光度変化予報を見てみると31日中に急増光して10等程度になり、そのまま急減光. このくらいの明るさなら小望遠鏡でも見えそうなのでパラメータをメモしておく.

*******************************************************************************
Initial FK5/J2000.0 heliocentric ecliptic osculating elements (au, days, deg.):
  EPOCH=  2457312.5 ! 2015-Oct-17.00 (TDB)         Residual RMS= .24963        
   EC= .8604230851451423   QR= .2947013160900233   TP= 2457368.1334227966      
   OM= 37.7324850393172    W=  121.5389590968189   IN= 39.68551435923526       
Asteroid physical parameters (km, seconds, rotational period in hours):        
   GM= n.a.                RAD= n.a.               ROTPER= n.a.                
   H= 19.8                 G= .150                 B-V= n.a.                   
                           ALBEDO= n.a.            STYP= n.a.                  
*******************************************************************************************************
 Date__(UT)__HR:MN     R.A._(ICRF/J2000.0)_DEC  APmag            delta      deldot    S-O-T /r    S-T-O
*******************************************************************************************************
$$SOE
 2015-Oct-31 00:00     04 46 15.79 +07 38 51.3  12.12 0.01464771175590 -34.0549755 143.2689 /L  36.2282
 2015-Oct-31 01:00     04 48 03.26 +08 16 55.6  12.00 0.01382940630830 -33.9471632 143.0114 /L  36.5105
 2015-Oct-31 02:00     04 50 04.63 +08 59 44.6  11.87 0.01301393822539 -33.8184502 142.7035 /L  36.8430
 2015-Oct-31 03:00     04 52 22.76 +09 48 13.2  11.74 0.01220187558638 -33.6631607 142.3327 /L  37.2380
 2015-Oct-31 04:00     04 55 01.34 +10 43 31.2  11.61 0.01139394588454 -33.4736050 141.8825 /L  37.7121
 2015-Oct-31 05:00     04 58 05.25 +11 47 07.6  11.46 0.01059109451344 -33.2391847 141.3307 /L  38.2875
 2015-Oct-31 06:00     05 01 40.97 +13 00 58.0  11.31 0.00979457010723 -32.9450183 140.6470 /L  38.9942
 2015-Oct-31 07:00     05 05 57.44 +14 27 33.8  11.15 0.00900605161457 -32.5697830 139.7899 /L  39.8739
 2015-Oct-31 08:00     05 11 07.14 +16 10 16.3  10.98 0.00822784156385 -32.0822619 138.7008 /L  40.9849
 2015-Oct-31 09:00     05 17 28.14 +18 13 35.4  10.81 0.00746316632152 -31.4357179 137.2965 /L  42.4103
 2015-Oct-31 10:00     05 25 27.44 +20 43 34.2  10.63 0.00671665187227 -30.5586223 135.4570 /L  44.2698
 2015-Oct-31 11:00     05 35 46.93 +23 48 18.2  10.45 0.00599508884891 -29.3394261 133.0084 /L  46.7372
 2015-Oct-31 12:00     05 49 34.60 +27 38 11.9  10.28 0.00530866511239 -27.6024697 129.6995 /L  50.0634
 2015-Oct-31 13:00     06 08 46.11 +32 25 08.8  10.13 0.00467289691439 -25.0745475 125.1784 /L  54.5999
 2015-Oct-31 14:00     06 36 46.61 +38 17 40.1  10.03 0.00411135813082 -21.3573507 118.9945 /L  60.7969
 2015-Oct-31 15:00     07 19 41.16 +45 04 40.8  10.03 0.00365839879576 -15.9749804 110.6992 /L  69.1024
 2015-Oct-31 16:00     08 26 39.76 +51 37 42.8  10.20 0.00335825217820  -8.6581671 100.1681 /L  79.6405
 2015-Oct-31 17:00     10 01 27.82 +55 18 45.1  10.60 0.00325348995984   0.0894639  88.1003 /L  91.7119
 2015-Oct-31 18:00     11 41 35.85 +53 55 10.5  11.23 0.00336241697178   8.8204591  76.0779 /L 103.7340
 2015-Oct-31 19:00     12 57 22.36 +48 49 44.2  12.03 0.00366602249334  16.1001805  65.6663 /L 114.1415
 2015-Oct-31 20:00     13 46 29.20 +42 49 28.3    13. 0.00412149450367  21.4454496  57.5313 /L 122.2688
 2015-Oct-31 21:00     14 18 10.92 +37 22 18.1    14. 0.00468473554509  25.1346467  51.5210 /L 128.2684
 2015-Oct-31 22:00     14 39 34.34 +32 50 03.8    14. 0.00532162947890  27.6437074  47.1699 /T 132.6060
 2015-Oct-31 23:00     14 54 44.25 +29 09 17.6    15. 0.00600879720256  29.3684201  44.0186 /T 135.7417
 2015-Nov-01 00:00     15 05 57.59 +26 10 32.7    16. 0.00673085594842  30.5796874  41.7109 /T 138.0318
$$EOE
*******************************************************************************************************

(JPL http://ssd.jpl.nasa.gov/sbdb.cgi?sstr=2015%20TB145;orb=1)

1.07.2015

RaspberryPiで定点カメラ -その1-

定点カメラって結構好きで、21世紀になるちょっと前からあちこちにカメラを設置しては各地の様子を眺めて楽しむってことをしてきた。隠し撮りとかじゃなく、風景とか、ね。そんなのも最近やってなかったんだけど、仕事で必要になったこともあり手元のRaspberry PiとArduino使って作ってみた備忘録。
 パーツリストは以下。


  • Raspberry Pi
  • Logicool HD Webcam C615
  • Arduino nano(サインスマートの互換品)
  • 人感センサモジュールSB612A
  • サーボモータGSWサーボMICRO/2BBM

定点カメラだけならRaspberry Piだけでもいいんだけど、各種センサー等は拡張性含めて別にしておきたかったのでこちらはArduinoで。カメラを振る

まずはRaspberry Piの設定。
使い慣れたBSD系にしようかと思ったけど、OSは以前書き込んだSDカードがあったのでとりあえずDebianで。
起動後、ネットワークの設定をしてパッケージとシステムをひと通りアップデート。

% sudo apt-get update
% sudo apt-get upgrade
% sudo rpi-update

ついでにロケールとタイムゾーンの設定(このあたりはraspi-configを使えばGUIでも出来るけど)。
ロケールは/etc/locale.genを編集して以下を実行。

% local-gen

デフォルトだとen_GB.UTF-8 UTF-8になってるので、これをコメントアウトして以下のコメントを削除。

en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8

タイムゾーンの方は日本国内で使うので、/etc/localetimeを一度消してシンボリックリンクを貼り直す。

% ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

これでとりあえずRaspberry Piのほうは動くようになったので、次はカメラを接続。
カメラを接続後以下を実行。

% lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 004: ID 0472:0065 Chicony Electronics Co., Ltd PFU-65 Keyboard [Chicony]
Bus 001 Device 005: ID 046d:082c Logitech, Inc.
Bus 001 Device 006: ID 0472:0065 Chicony Electronics Co., Ltd PFU-65 Keyboard [Chicony]

カメラの機種名が出てないけど、一応デバイスID005に認識されている模様。

% lsusb -v -s 005
Bus 001 Device 005: ID 046d:082c Logitech, Inc.
Couldn't open device, some information will be missing
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               2.00
  bDeviceClass          239 Miscellaneous Device
  bDeviceSubClass         2 ?
  bDeviceProtocol         1 Interface Association
  bMaxPacketSize0        64
  idVendor           0x046d Logitech, Inc.
  idProduct          0x082c
  bcdDevice            0.11
  iManufacturer           0
  iProduct                2
  iSerial                 1
  bNumConfigurations      1
  Configuration Descriptor:
    bLength                 9
    bDescriptorType         2
    wTotalLength         2212
    bNumInterfaces          4
    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0
    bmAttributes         0x80
      (Bus Powered)
    MaxPower              500mA
 ・・・・・・・・・・

Miscellaneous Deviceとか言われちゃってるけど、とりあえず使えそうなので次はmotionを入れる。

% sudo apt-get install motion

インストールが終わると/etc/motion/motion.confが出来るのでこちらを設定。
変更箇所は以下のとおり。

daemon off ---> daemon on
width 352 ---> width 640
height 288 ---> height 480
framerate 2 ---> framerate 24
webcam_motion off ---> webcam_motion on
webcam_maxrate 2 ---> webcam_maxrate 24

スナップショット保存とかの設定は後ほど。

% sudo service motion start

これで基本動作はOK。次はセンサ類と繋ぐ。






1.06.2015

争乱の未年

 日本国内の保守化、右傾化傾向が話題になることが多くなった。
 しかしこの傾向は日本だけのことではなく、世界の至るところで現れてきているようだ。
 特にEUでは複数の国においてその傾向が強く、EUからの離脱、EU自体の崩壊につながりかねない綱渡り状態が続いている。
 前世紀、植民地主義の結果起こった中東問題も未だ出口が見えず、宗教が人の心を弄んでいる。

 国境を自由に超えるインターネットというツールがインフラ化し、21世紀にもなって
国という概念自体捨て去れないだろうかという理想はある。しかし、むしろ時代は大きく揺り戻して民族主義や帝国主義が新たな形態へと進み始めているようだ。

 人は歴史を学ばない。歴史は繰り返す。
 確かにそのとおりなのかもしれない。

 人の歴史は争いの歴史。
 争乱の未年というジンクスは繰り返されるのだろうか。

11.27.2014

生命

生命の価値、生きる意味.
人はとかく、自らを特別なものと捉え、その存在に意味を見出そうとしがちだ. けれど、そんなことに大した意味はないのだろう.
宇宙の歴史において、たまたま生まれ、まだほんの一瞬ほどしか存在しておらず、この星の大気の外にさえ自由に出ることが出来ずにいるのが我々人類だ. この世界からすれば、存在しないに等しいし、数多存在する生命体のうちの一つに過ぎない.

それゆえ、僕は自らの物質的な命にはあまりこだわりがないし、未練もない.
けれど、もし肉体の枷を外し、精神的存在として生きることが出来るのであれば、数万、数億という時間を生きてみたい.
星を飛び越え、銀河を渡り、漆黒の時空を旅して、宇宙の、世界の終わりと始まりを見てみたい.


8.15.2014

命の系譜

人である限り、誰か、自分以外の人に出会うわけで、人との出会いと繋がりに先に、いまの自分がいる.



僕の父は、自分の父親に会ったことがない.
戦争が、親子が会う機会を奪ってしまったからだ.
まだ見ぬこの顔を想い、祖父は散っていった.

母子の2人で必死に生き抜いた祖母と父は、そんな戦争のことをあまり話すことがなかった. 
我が家の墓碑には、祖父の名だけでなく、戦争で亡くなった親族の名が刻まれている. 祖母が語りたくなかった、辛い記憶が刻まれている. 
そのすべてが、いまの僕につながる命の系譜だ. 

たった一人の命なんてない.
繋がりあって、いま、生きている.

7.16.2014

雷竜の国、そしてHappiness ③

 ブータン人、というかブータンに住むチベット系ブータン人の人たちは基本的に信心深い。ヒンドゥーの人たちなんかもそうだけど、身についた自然体の信仰心を持っているよ人が多い。そして、生き物が手を携えて生きていくトゥンパ・プンシの姿勢を随所で感じる。

親睦四瑞(トゥンパ・プンシ)
一切衆生悉有仏性の概念を持つ仏教信仰ゆえに、基本的に殺生をしないし、川で魚を釣ることは禁止されているブータン。だから魚や肉を全く食べないかというとそんなこともなくて、あれば食べる。そのあたりは仏教的緩さでもあるけれど、肉も海外で精肉されたものならOKだし、川魚だって下流のインドなどから輸入されていたりしている。けれど、ブータンの食事といえば基本はお米、チーズ、トウガラシの3本柱でほんど野菜だ。大地の恵みをご飯と共に食べる。
 そして、余ったご飯は犬や他の生き物にわける。大地で生きる命に分け隔てがない。

余ったご飯

 ブータンでは信心深い人たちが多いけど、信仰の根底に六道輪廻と転生の考え方があることもあって、祈りは個人的なことや現世のことに捧げない。生きとし生けるもの、そして来世のために祈る。輪廻、転生していく中で、すべての生き物は繋がっている。



 現世だけでない繋がりの中で、いまを、命を、幸せを捉え、祈るのだ。

7.15.2014

雷竜の国、そしてHappiness ②

 人ほど、他の生物に頼って生きているものもないなと思う。
 都市から離れれば離れるほどに、それは漠然としたものから実感へと変わってくる。


 人は、人と人の関係性に心をとらわれがちだ。だけど、実は多くの命に支えられて、ようやく生きている。様々な生命と密接な関係性を持っている。
 ブータンで出会った人々は、自然体でその関係性を大切にしていたように思う。

 ブータンではどこに行くにもガイドさんが一緒だ。いまのところ、国の決まりなので外国人は一人でふらふらと歩き回ることは出来ない。なので、山に登るとなっても一人では登れない。必然、山に登るとなると、ガイドさん、コックさん、コックさんのアシスタント、馬子さんがつくことになる。そして馬が5頭。ちょっとしたキャラバン隊が出来てしまうことになる。

ブータンの山間部では(ほとんど山間部だけど)、僕たちのようなキャラバンだけでなく、輸送手段として馬を使ってることが多い。だから必然的にあちこち馬糞だらけで、そんな、3歩歩けば馬糞な道をオトコ5人、ウマ5頭でひたすら登っていくのだけど、ブータン人は気がつけば道をそれて何かを探してみたり、ごそごそ地面を掘ったりしてる。キャラバン隊としては規律も何もないのだけど、自由気ままで、時間を気にせず、何をするにも屈託がないブータンの人々は、独特のペースを持っている。

草を見つけては土を掘ってるコックさんに「何か採れるの?」って聞くと、それが芋だったり、薬草だったり、まったく何も採れなかったりなんだけど、期待のものが採れると満面の笑みで、採れなくても特にがっかりすることもなく、掘ったところを優しい手つきで埋め戻すのだ。山の恵み、生命の恵み。山の中での何気ない行動に、自然体で環境と共に生きている豊かさがある。大地にしっかりと根がある人の姿がある。

 そこには幸福のかたちが垣間見えているのかもしれない。

7.13.2014

雷竜の国、そしてHappiness ①


 いかに幸せであるか。


 国民一人一人の幸福度を高めていこう。そんなことを標榜している国家がある。
ヒマラヤの南麓、ほぼ日本の九州ほどの大きさに約70万人が住む雷竜の国、ブータン王国。
 山と風と雲の国だ。



 幸福なんて曖昧なものだ。そんなものは個人の主観に基づく実態のないものじゃないのか。綺麗事を言っているだけじゃないのか。
 ブータンという国を知った時、国民総幸福量を標榜するこの国に対しては、そんな印象を持っていた。

 チベット仏教を国の中心に置いたこの国は、ゾンカ語を話し、一つの民族でまとまった争いのない国として見られがちだけど、実はそうでもない。70万人しかいないのに多民族国家だ。70万人というと島根県よりちょっと少ないくらい。その人口が九州と同じくらいの面積に暮らしてる。
 チベット仏教の内紛から生じた小さな国は、多くの争いを抱え、経験し、インド、中国、ネパールなどの大きな国に挟まれつつ存続してきた。そんな状況の中で、どう国を自立させていくのかということは、ブータンという国の大きな課題として在り続けてきた歴史がある。その選択肢として、打ち出したのがアイデンティティの確立だ。
 1972年、第4代国王となったジグミ・シンゲ・ワンチュクは革新的な政策と保守的な政策の両面から解決の方向を打ち出した。いまでこそよく知られるようになった国民総幸福量という開発概念もその一つ。そして民族のアイデンティティを高めようと打ち出した「ブータン北部の伝統と文化に基づく国家統合政策」では民族衣装(ゴとキラ)の着用義務化やゾンカ語の国語化などが推進された。しかし、この政策がきっかけにもなり、ネパール系国民の反対運動とそれに対する排斥運動などが起こりブータン南部問題として長く尾を引く自体となった。
 ある意味、国を守ろうとして打ち出したアイデンティティ確立政策は、国民"総"幸福ではなく、国民”一部”幸福をもたらしたとも言える。

 経済発展に伴って増え続けるインフラ工事の現場をには、家族ぐるみで働くインド・ネパール系の人たちが溢れている。決して環境の良くない仕事現場にチベット系ブータン人の姿は見られない。一方で、ブータン国民の大多数は農業を営み、また放牧を行なって暮らしている。隔絶された土地で自給自足型農業によって暮らしている人が多いこの国の識字率は6割ほどだ。

 ブータンの言葉、ゾンカ語には幸福に直接相当する言葉はないという。

 幸福とは何なのだろう。
 


②へ






7.05.2014

続く道


山に向き合うということは、自分に向き合うことだという.


夜明けとともに歩き始め、雲の狭間で立ち止まり、日暮れとともにシュラフに包まる.

鳥の声、ヤクが草を食む音、山を渡る風の音.

雲の中でも、朝の匂いや、夜の匂いがする.


そうして一日が過ぎ、また新たな一日が始まる.

昨日から続く、一日だ.

明日へと続く、一日だ.


7.04.2014

ニセモノ

お前はニセモノだ。

そんな事を言われて深く考え込んだ。
アルコールの入った場で記憶に無い同窓生から、「肌が若過ぎる。お前は他人だ。」「ニセモノだ」「皆んなを騙してる」「何しに来た」など、まったくどうでもいい、意味不明な絡まれようだったわけだけど、なぜか棘が刺さったような小さな痛みが残っている。



高校一年生の頃、大きな交通事故に遭い、その前後の記憶が曖昧になった。
半年の入院を経て、記憶とともに姿形も大きく変わった。
そんな僕には中学生の頃の記憶がほぼ、無い。
そして、自分がなんなのか、何者なのかを、考えるようになった。
それ故に、自分が誰なのかを自ら位置付けるように、存在を誰かに認めてもらえるように、もがいてきた。

けれど、やはり何者でもないのだろうか。
ニセモノ。
僕は誰なんだろうか。



6.10.2014

黎明期もしくは終焉期


民主主義国家も社会主義国家も独裁国家も、いかに大義・正義を並べたところで、権力と金の力で弱者から搾取し続けるという構造的には大差無い.
政治という名の下で国家の嘘は正当化され、絶対正義などというものはまやかしでしかない. いや、正義とは"変遷し得る"、国家による方便とも言えるか.


世界を見渡せば、ナショナリズムが勢いを増している. 
しかし、国家なんてシステム、もういい加減に乗り越えていかなければ、人は本当に自ら滅んでしまうだろう.

人が文明と言われるものを築き始めてからまだたかだか数千年. 人類の歴史はまだ始まったばかりで太陽系さえ飛び出すことの出来ない、言わば黎明期だ.

この時代を、終焉の時代にはしたくない. 

6.05.2014

命の重さ

 人にとっての命の重さというのは、自分勝手なものでしかないのだろうか。



 日本ではめっきり報道が少なくなっているが、シリアではいまだ内戦が続いていて、これまでに16万人以上の人が亡くなっている。その他多くの地域でも主義主張を争うテロ行為の中で多くの命が失われている。そして世界では日々4万人以上もの人が飢えで亡くなっている。

 それに対して、あなたはどれほど心を痛めているだろうか。

 ニュースが人の死を伝える。民族紛争で100万人が虐殺されました。自爆テロで30人が亡くなりました。土砂災害で20人の人が亡くなりました。ストーカーの男に1人の女性が殺されました。幼児が虐待され、餓死しました。

 どれも同じ温度差で、一人の人の死を感じただろうか。

 人は身勝手に、命の重ささえも都合よく解釈してしまう。遠ければ遠いほど、一人の命からただの数になっていく。遠くなるほど、数が増えるほど、命に対する感覚は鈍くなっていく。

 "ミミズだって オケラだって アメンボだって"
 "みんな みんな生きているんだ"
 "友だちなんだ"
 そんな歌があった。
 生きとし生けるものが持つ命の重さに、差なんて無いと思ってきた。人の命が軽いとかではなく、人だけを特別視する考え方に違和感があるという意味で。
 人を特別視する多くの宗教観からすればおかしな感覚かもしれないけれど。

 命の重さとは、なんだろうか。
 

6.02.2014

2050年まで人は生き残れるのか

"人口の増加は、大地の食糧生産能力の増加をはるかに上回る"
                    - トマス・マルサス「人口論」A.D.1789 -

 2050年、日本人口は25%近く減少し、現在人が居住している地域の約60%では人口が半減、約20%の地域では住民がいなくなると推測されている。一方世界に目を向けると、2050年までには現在よりもさらに約35%人口が増え、95億人近くまでになると予測されている。日本にいてまわりを見ていると食料が不足していることも人口が増えていることも認識しづらいが、世界では全く真逆の状態が、むしろ加速度的に進行しているのが現状だ。
 そして地球環境。今年はエルニーニョが発生して冷夏になるという予測がありつつも、5月の真夏日記録数を更新したり、先の冬は極度に冷え込んだり大雪に見舞われたりと、極端な気候とともに短期的には温暖化が確実に進行している。温暖化をもたらしている要因は様々だが、温暖化しているという事実(温暖化が寒冷化を生む可能性はともかく)が実感となって現れているのは確かだろう。
 この温暖化をもたらしている最大要因の一つが食料の生産だ。

 人が生きていくために食糧を欠かすことは出来ない。しかし、現在行われている食料の生産方式と効率では、増える人口を支えることは出来ず、一方では地球環境をより悪化させることになると予測されている。
 地球の表面積のうち、陸地は約28.9%の147,244,000km²。このうち、多くの人が住む都市部の面積は陸地面積のうち0.4%ほどにしか過ぎないが、そこに住む人々が必要とする食料を生産するための農業用地(牧草地・耕作地)は陸地面積の約39%を占めている。農業用地では、オゾン層を破壊する要因にもなっている亜酸化窒素やメタンの排出量が多く、温室効果ガスの排出量は自動車・飛行機などの交通機関が排出する総量を大きく上回って現在も増え続けており、このまま対策を講じなければ2050年までに現在より約30%上昇する。

 農業からの温室効果ガス排出は増加(国際連合食糧農業機関)
 http://www.fao.or.jp/detail/article/1205.html

 人が増えれば、必要な食料はそれだけ増える。95億人の食を支えるには、作物の生産量を現在の2倍ほどにも増やさなければならない。しかし、生産を増やせば増やすだけ地球温暖化要因は増え、人が生きる環境は厳しさを増していく。
 この危機を乗り越えるため、農業生産性を高める方策としての精密農法、ITを活用して生産に要するカロリーの無駄を減らす新たな有機農法が考えられ、実践され始めているがこれだけでは危機を乗り越えることが出来ない。農業問題だけでなく、自らの食生活を見なおさなければならないだろう。
 日本を含めた先進国では、毎年サハラ以南アフリカの全食料生産とほぼ同量の2億2,200万トンもの食料を廃棄している。そして、日本では約5800万トンの食料を輸入し、そのうち1940万トンもの食料を廃棄しているのが現状だ。これはアメリカを抜いて食料廃棄率が世界一。
 世界では1年間に1500万以上の人が飢餓で亡くなっているが、日本で廃棄されている1940万トンの食料は3000万人以上の年間食料に匹敵する。食べずに捨てている食料の総量は、食べられずに亡くなっている人々が必要とする食料をはるかに超えている。
 ちなみに、1500万人を超える餓死者の70%以上は小さな子どもたちだ。

 2050年、たった36年先の未来だ。そして36年後にいきなり困難に陥るわけではなく、何の対策も行わなければ、段階的に状況は悪化していく。
 人は目の前のことだけ、”いま”だけを見がちだ。
 それが人の性とはいえ、知らぬ存ぜぬでは未来は失われるだろう。
 残された時間は、わずかしかない。

10.03.2013

iPhone5s/c発売狂想曲と日々の積み重ね

 iPhone5s/cが発売されてからもうすぐ2週間ということもあり、発売の前後でコンシューマ向けサービスにどのような影響が出てくるのかを手がけているうちのとあるサービスにおける変化について紹介してみる。
 まずはiPhone5s/cが発売される前後1週間における訪問OSシェアの変化。


 想像してたよりもiOSのシェア増加幅が大きい。ちなみに、調査対象サービスにおけるドコモ利用者割合が比較的高く、発売前には40.9%だったものが発売後には32.6%に低下しており、auとSoftbankがそれぞれ3ポイントほどシェアを伸ばしているという結果も多分に影響を与えていそうだ。
 次に端末毎に見たシェアの変化。


 端末だけで見ちゃうとiPhoneが元々多かったのだけど、ついに70%超。なかなかインパクトあるシェアになってしまってる。
 ついでにAndroid/iOSのOS別滞在時間の差と変化。


 Androidユーザの滞在時間がiOSユーザよりも少なめな傾向はあったのだけど、iPhone5s/c発売後にその差が今まで以上に開いている。LTEが繋がりやすくなったとか、Safariが高速化したとか細かな要因の積み重ねがあるにしても、iOS7のリリースとiPhone5s/cの発売を見越した対策が功を奏した結果、iOSユーザの滞在時間がこれだけ伸びているのは印象的な変化。
 数値的な詳細分析は別途しているのだけど、日々の分析とそれに基づく改善はとても大切だってことが改めて身にしみたiPhone5s/c発売前後でした。





8.17.2013

瞬きのうちに


空を星が流れゆく.
瞬きのうちに、いのちが生まれ、消えていく.
時の狭間に、浮かんでる.



8.08.2013

紙に書くという行為で育ってきた人たちのエゴ

 LEAP Motionの面白さにかまけてほとんど忘れかけてた「enchantMOON」。
ようやくじっくりと使ってみたのだけれど、Copland計画を打ち出して希望を抱かせ、結果的にユーザを失望の底に沈ませて瀕死となった頃のAppleを思い出してしまった。

高級感を持たせたかったのかもしれないが、重く無骨で野暮ったい。
せめて厚みと薄さが半分以下であれば救われたのにというデキ。

 当初発表を聞いた時には21世紀のNewtonかとも思ったけれど、Newtonと比較する気になれないほど机上のコンセプトと実態の乖離が大きく、製品のレベルには到底達していない代物だ。"たとえ画面が乱れようともペンへのレスポンスを最優先する"。UEIが描き、主張してきたコンセプトと思想は全く実現していないのが目の前にある結果だ。コンセプトと設計がまったくかみ合うこと無く破綻している。

 書くという行為を中心に考えてNo UIを指向した結果生じた、ペン操作とタッチ操作の混在は救い難いほど操作性を低下させ、書き、思考するという行為への集中力を低下させてしまう。たとえペンの軌跡を取りこぼしてないとしても、描画が伴わなければ思考は中断してしまう。現状では、書いたものをすべて描画することが出来ずに文字が欠ける、図形が軌跡通りに表示されないという状態が頻発する。そして何よりも文字認識精度が低い。

そんなにきれいな字じゃないけど...

何度認識させても「clavius」とは認識してくれない

 "解る人には解ってもらえるデバイス"なのかもしれないが、解る人がガッカリしてしまうデバイスになってしまったなというのが正直なところ。これは何をどう改良しても、もはやどうにもならないだろう。改良ではどうにもならないレベルの設計だ。

 ペンで書くことで思考を進めていく。タイピングよりもドローイングのほうが思考するためには有効だ。紙に書くという行為を超え、書くことに検索性を付与し、思考と思考を結びつけて行くことで創造性を高めていく。そう考えて作ったコンセプトは素晴らしい。
 しかし、紙とペンを違和感無く使えるのは、紙に書くという行為で育ってきた故だからだ。本能的なものではない。
 掲げられたコンセプト、そして目の前にあるデバイス。そこから浮かび上がってくるのは、紙に書くという行為で育ってきた人たちのエゴなのかもしれない。

 未来を志向しているように見えて、既に遺物だ。何もかもが古くさい。




8.05.2013

感情と論理

 長崎「浦上天主堂」の被爆遺構がなぜ取り壊されたのか。その”なぜ”を追った一冊の本がある。先日文庫化されたということで、再読した。


 長崎に生まれ、被爆2世でもある筆者による力強いけれど淡々とした筆致は、人の中で蠢く感情と論理を抉りだしていく。
 感情の生きものである人は、廃墟の中にそこにあった記憶を嗅ぎ分ける。その人たる感情を、論理により利用とするのもまた、人だ。
 人は何故に感情と論理を持ったのだろう。

 ”簡単に、無自覚に無くしてはならない物がこの世界には存在するのだということを、歴史の教訓として学び取ることの出来ない者は、いつか再び、悲劇に見舞われるのだ。災害にしろ、戦争にしろ、犠牲者を悼み悲しむことだけで、「鎮魂」とするならば、人間の未来に光は差さないだろう。"

 人は歴史というものを知っている。それゆえに歴史から学ぶことも、出来るはずだ。

8.04.2013

Visualize & Gesture

 情報量が爆発的に増えていると言われている時代ではあるけれど、その莫大な情報のほとんどは価値を生み出さず、ほんの一握りの企業だけがそれを富に変えている他はただ流れ去り死蔵されていく。

 情報を集めること、整理すること、分析すること、活用すること。それぞれを可能にする道具は揃ってきつつあるのに、膨大な情報を活用出来る人はごくわずか。この情報活用力"格差"が、より大きな”格差”を生み出してきているのがいまの時代だ。
 スマートフォンと呼ばれる通信機能を持ったポータブルコンピュータが情報爆発の時代を本格的に切り開いたことは人類社会の大きな転換点だが、それは情報の価値を真に活用可能な時代の入り口に過ぎない。その意味で、スマートフォンというデバイスもタブレットも過渡期のデバイスであり、そこにあるのはまだ過渡期のインタフェースなのだろう。
 人類がより大きな一歩を踏み出して行くためには、情報の分析力・活用力を次の段階に進め、知の共有を拡げ、ビットの価値を拡散拡大させていかねばならない。そのためにはデバイスと共に情報入出力のインタフェースにおける革新が必要になっていく。

 情報そのものを目に見える形で扱う事が出来るインタフェース。LEAP Motionはその大きな可能性を秘めたプロトタイプだ。


 とても小さなスティック上のデバイスだが、両手、そしてそのすべての指の動きを捉えて空間上にマッピングすることが出来る。そこには情報の入出力に対する新たなアプローチとして大きな可能性がある。現在Leap MotionのアプリストアであるAirspace Storeからは様々なアプリが提供され始めているが、公開されているSDKを使うことでブラウザで動作するウェブアプリとして組み込むことも可能だ。
 Google Earthなども対応していて、大きめのディスプレイを使って手のジェスチャーで地球を操作している感覚はかなり斬新だ(操作はまだかなり難しいけれど)。
 その他にもThe NewYork Timesが既にアプリを提供していて、シングルハンドのジェスチャーでニュースの閲覧が出来る。


 ジェスチャーコントロールという分野はそれほど新しいわけではないが、空間認識におけるジェスチャーコントロールを使ったインタフェースはまだ試行錯誤の段階で、アプリにより考え方の違いが出ているところが逆に面白い。Kinect含めてカラダの動きを捉えるモーションキャプチャデバイスはエンターテイメント用途としては一般的になってきているけれど、手先の操作に特化し100分の1mm単位で両手と10本の指を検知する高精細センシング技術を持つLEAP Motionの可能性は、情報分析・活用という分野に大きなインパクトを与えるキッカケとなるかもしれない。
 そのためには情報を視覚化し、操作するインタフェースがキーとなる。
 まさにTony Starkがしているように。


IronMan2から


 
LondonのAir DataをVisualizeしてるデモ

7.29.2013

Connectivity

 スマートフォンの時代はこの2年ほどがピークなのだろう。
 ここでいう"スマートフォン"というのはいわゆる固定化された液晶画面があってボタンは最低限という初代iPhoneに連なる形状を持った端末のことだ。
 スマートフォンの普及率が約50%(※1)となり、ソーシャルの時代だとか言われつつも、ガラケー文化的なLINEが大流行りというのもなかなか笑えない冗談だけど、そこにはなぜ人が繋がりあおうとするのかということと、(言い方が悪いけど)その心理を利用すると刹那的なビジネスが出来るということがよくわかる。

 それはともかく、そろそろ前に進むべき頃合いだ。

 スマートフォン時代の先を考える時、一つの大きな動きとしてあるのはウェアラブルという流れだ。Google Glassに代表されるようなメガネ型のデバイスでは、視界に情報を重ね合わせて表示するタイプのインタフェースが特徴的。操作を行なうための視線移動を最小限に抑えることが出来るため、何か他のことをしながら平行的に利用するシーンに有効と考えられる。車のナビゲーションなどには極めて有効かもという意見もあるが、個人的には照射型のグラス型デバイスはニッチ以上のものにはなれないと思ってる。
 もう一つ、腕時計型のものもAppleがiWatchを出すのではなどの噂もあったりしてウェアラブルなデバイスとしては今年後半くらいから注目を集めてきそうだ。iWatchはまだ噂でしかないし、出るのかどうかもわからないけれど、すでに形と機能が見えていて年末には発売されるのがKREYOS。すでにIndiegogoで目標額の10倍以上を集めており、日本語含め8カ国語をサポートしていることで広く注目されている。


 単独でインターネットに接続出来るわけではなく、ネット接続には他の通信手段が必要という点ではGoogle Glassなどと同じだけど、Bluetooth4.0によるスマートフォン連携だけでなくANT+に対応しているのでフィットネス用として活用範囲が広い。機器間連携(M2M)を重視した考え方はウェアラブルデバイスの将来性を示す良い例になり得ると思う(いまのところEARLY ADOPTERS向けには11月頃出荷予定)。

 スマートフォンの先を考えていくとき、「インターネットに接続出来る」ということだけではなく通信機能を持った周辺のデバイスと相互に情報をやり取り出来るということと、自律的に接続性確保しネットワークを構築出来る、ということを軸にして考えていくことが重要だ。
 身の回りにある様々なものが通信機能を持ち相互に情報をやり取り可能になってくるときに、情報機器はどのようなカタチになりうるのか。
固定化されたスマートフォンのカタチ(ディスプレイの制約)から解き放たれる時代はすぐそこまで来ている。

※1 CIAJ調査による. http://www.ciaj.or.jp/jp/pressrelease/pressrelease2013/2013/07/24/10785/