5.31.2013

precious

記憶は夕焼けの中にある
燃えるような色彩の中に
何ものも受け付けぬ静寂の中に


大切なものが そこに ある

5.30.2013

Super Moon 2013

次の満月、6月23日の満月はスーパームーン。
昨年のスーパームーンとほぼ変わらない近さで大きな月を見る事が出来ます。

この時、月は地球から356,991kmの距離にあって光の速度で約1.19秒かかる計算。
逆に今年一番月が小さく見えるのは12月17日の満月で地球からの距離は406,490kmで光の速さで約1.35秒かかる。宇宙のスケールで見ると小さな違いだけど、地球上にいる人のスケールからすると大きな違いに感じるかもしれない。光の速度で約0.16秒”も”違うわけだし。
ちなみにどのくらい見かけの大きさが違うのかというのをイメージで表示してみると下のようになる。


この先数年の中で一番月が近くなるのは2016年の11月14日。今回より400kmくらい近くなって356,509kmにまで接近する。これより近くなるのは2034年まで無い。

今年のスーパームーン。梅雨の季節だけど、晴れ間が出れば潤んだ大きな満月が見れるかな。一番近づく時間は20時32分です。

5.22.2013

記憶の底に

”夢”という言葉はこの上なく軽く、この上なく重い.



子供の頃、何気なく聞かれ、何気なく答えていた”夢”という問いに、いつの間にか口を濁していく. そんなことを耳にすることは多い.
実現したい何かが、なりたい何かがあったとしても、最後の一線を踏み越えられずにいるのかもしれない.

「それを望む誰でもが、宇宙から地球を観ることが出来る時代をつくりたい.」

ずっとそう思ってきた. でも、忘れかけていた.
日常の中に埋もれて、空を見上げることを忘れ、下を向くことが多くなっていたのかもしれない. いつも前を、上を向いて歩いていたはずなのに.

もう2度と、立ち止まらない.
自分に嘘をつくことをせず、足を踏み出していく.
決して諦めない. 決して.




5.21.2013

青の家

世界を旅していると、青く色を塗った家を見かけることがある.
あまり日本では見かけないけれど、石積みやレンガ作り、土壁の家の外壁を真っ青な空のような色で塗ってある.
壁の色と空の色がほんわりと一緒になって、家が空に溶けていくよう.


5.13.2013

トキとクウ

星の世界でも、この星の上でもないところ
時があらゆる方向に流れてる


星の旋律、生命の歌
遠く離れて、何からも遠く離れて

5.11.2013

生まれ変わり


月齢1の月は繰り返しみられるけれど、日食後の月齢1はなぜか格別。
新月後の月という以上に、生まれ変わった新しい月と感じる。
皆既日食も金環日食も追いかけるほど好きだけれど、日食直前の月から始まって、日食後の月齢1の月を見てようやく日食が終わり、と思ってる。

月齢1の月と金星


5.10.2013

Tennant Creek

 オーストラリアのノーザンテリトリー(Northern Territory)に位置するテナントクリーク(Tennant Creek)。Barkly Highwayで東から来るとStuart Highwayにぶつかったところから25kmほど南下したところに位置している。Devils Marblesの近くにあるこの町は、オーストラリアにおける少数民族問題の一端が垣間見える町だ。


 アメリカにおける問題と同様に、侵略し略奪し虐殺した歴史はいまだ残っている。保護政策といういわば隔離政策、肌の色・人種による差別という意識問題、そしてアイデンティティの喪失。
 アボリジニが多く済むエリアではアルコール製品の持ち込みチェックが行われる事がある。政府からの公的扶助下における虚無感の解消をアルコール摂取に求めてしまうのか、アルコール依存症問題が深刻だ。ネイティブアメリカンの問題と同じように。
 

 同じ星の上で、人と人とがいがみ合い、否定しあい、殺し合う。
 いつまで人はそんなことを続けるのだろう。
 この星を、地球を飛び立てば変われるのだろうか。


空の果てへ


空の果てを追い続け、ひたすら走り続けた.
無心で荒れ地を走り続けた.


何も決めずに旅に出て、頭を空っぽにして走り始めた結果、一日の走行距離が1853.4km.
1日に1000km以上走ったのが久しぶりだけど、1800km以上というのは自己最長かもしれない.