4.30.2013

あと何回出会う事が出来るだろうか

 命つきるまであと何回皆既日食を見る事が出来るのだろうと考えて、日食の周期を改めて調べてみた。
 とりあえず30年先までだとこんな感じ。


  • 2013 Nov 03 金環皆既日食(最大継続時間01m40s):アフリカ中部
  • 2015 Mar 20 皆既日食(最大継続時間02m47s):ノルウェイ海からスピッツベルゲン
  • 2016 Mar 09  皆既日食(最大継続時間04m09s):インドネシアから北太平洋
  • 2017 Aug 21  皆既日食(最大継続時間02m40s):北米
  • 2019 Jul 02  皆既日食(最大継続時間04m33s):南太平洋からチリ・アルゼンチン
  • 2020 Dec 14  皆既日食(最大継続時間02m10s):南太平洋からチリ(ビジャリカ)・アルゼンチン
  • 2021 Dec 04  皆既日食(最大継続時間01m54s):南極大陸
  • 2023 Apr 20  金環皆既日食(最大継続時間01m16s):インド洋からインドネシア
  • 2024 Apr 08  皆既日食(最大継続時間04m28s):メキシコから北米
  • 2026 Aug 12  皆既日食(最大継続時間02m18s):グリーンランドからスペイン
  • 2027 Aug 02  皆既日食(最大継続時間06m23s):ジブラルタル海峡からエジプト(ルクソールがほぼ中心帯
  • 2028 Jul 22  皆既日食(最大継続時間05m10s):オーストラリアからニュージーランド
  • 2030 Nov 25  皆既日食(最大継続時間03m44s):南アフリカからインド洋・オーストラリア
  • 2031 Nov 14  金環皆既日食(最大継続時間01m08s):太平洋から中米パナマ
  • 2033 Mar 30  皆既日食(最大継続時間02m37s):ベーリング海からアラスカ・北極海
  • 2034 Mar 20  皆既日食(最大継続時間04m09s):イランのペルセポリスが皆既帯
  • 2035 Sep 02  皆既日食(最大継続時間02m54s):中国から日本(北陸から関東地方)
  • 2037 Jul 13  皆既日食(最大継続時間03m58s):オーストラリアのウルルで皆既日食
  • 2038 Dec 26  皆既日食(最大継続時間02m18s):オーストラリア横断からニュージーランド
  • 2039 Dec 15  皆既日食(最大継続時間01m51s):南極大陸
  • 2041 Apr 30  皆既日食(最大継続時間01m51s):大西洋からアンゴラ・ウガンダ・ケニア
  • 2042 Apr 20  皆既日食(最大継続時間04m51s):インドネシアからフィリピン



 近いところだと2015年は是非とも極北のスピッツベルゲンで見たいところ。Longyearbyenへは再び行きたい。
 2017年は北米の広い範囲で条件良く見る事が出来るため、多くの人が皆既日食を目にする機会となりそう。


 2021年の南極大陸も外せない。2003年の1サロス後となるこの日食は再び南極大陸で見るつもり。この1サロス後も再び南極大陸で2039年。3サロス分見れば、ちょうど南極大陸一周となる。
 2027年はエジプトのルクソール、2034年はイランのペルセポリスと、古代遺跡と皆既日食の組み合わせが素晴らしいロケーション。
 そして2037年はオーストラリアのウルルが皆既帯に。
 2037年のウルル、2039年の南極大陸あたりまでは見たいなぁ。


4.29.2013

金環日食まであと11日

5月10日の金環日食まであと11日。
思ったよりも直前になってしまってる。
行くなら中継をと思うけど、昨年の皆既日食時にオーストラリアで3Gデータ通信の不安定さには不信感が強くなった事もあり、どうしようか迷うところ。
今回の金環日食は、オーストラリア西部からケアンズの北へと(陸地的には)抜けていくけれど、アクセスしやすいのはケアンズの北。


ただ、この辺りは天候的には微妙なところ。完全に乾季に入ってしまえばよいのだけれど、基本的にRain Forestな地域なので雲が出やすい。
通信環境的にもケアンズから離れているのでイマイチ。
ただ、Mitchell-Alice Rivers National Parkあたりで金環日食時の高度が25.8°なので、位置的には西部より見やすいかな。


あとの選択肢は、オーストラリア西部で日の出帯食にチャレンジするのと、DevilsMarblesに行くのとあわせてTennant Creek。天候的にはこれがカタい。




Tennant Creekはモバイル通信のエリア的にも問題無く、天候的に問題無し。日の出と共に第一接触が始まるけれど、金環日食時には太陽高度が15.7°ある。
アクセスはイマイチだけれど。


頬を撫でる風 空の香り

記憶を紡ぎだしていく

モノを作るという事は、DNAの奥底に刻まれている記憶を紡ぎだす作業なのかもしれない。

窓の外をただ眺めている時。目を閉じて音楽を聴いている時。誰かと話している時、車を運転している時。お風呂に入っている時。
何気ない一瞬にどこかからかおりてきて、パッとイメージがひろがって、気がつけば手を動かしてる。何でって考える事もなく手を動かして、作っていく、創りあげるのはこの上なく幸せな事だと思う。
そんな時間を持つことがとても大事。何よりも大切。

忘れかけていたなぁ。

4.28.2013

居待ち月

古い望遠鏡と赤道儀を引っ張りだして、整備し直そうといじり始めたらいろいろと手を入れてしまい、どうせならと星空の下へ。


ちょうど月齢16-17あたりの月は、豊かの海東端のクレーター群がとてもきれいに見えて好き。
風のない春の夜にしてはシーイングも良くて、月を眺めるにはいい夜だ。