しかしこの傾向は日本だけのことではなく、世界の至るところで現れてきているようだ。
特にEUでは複数の国においてその傾向が強く、EUからの離脱、EU自体の崩壊につながりかねない綱渡り状態が続いている。
前世紀、植民地主義の結果起こった中東問題も未だ出口が見えず、宗教が人の心を弄んでいる。
国境を自由に超えるインターネットというツールがインフラ化し、21世紀にもなって
国という概念自体捨て去れないだろうかという理想はある。しかし、むしろ時代は大きく揺り戻して民族主義や帝国主義が新たな形態へと進み始めているようだ。
人は歴史を学ばない。歴史は繰り返す。
確かにそのとおりなのかもしれない。
人の歴史は争いの歴史。
争乱の未年というジンクスは繰り返されるのだろうか。
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